第1. 今季の参戦について
- 昨今の報道にございます、新チーム発足の動きについて、アジアリーグアイスホッケーより発表されております通り、新シーズンのカレンダーも確定しており、弊社は予定通り参戦するべく、準備を進めて参ります次第です。
- 報道にもございました昨季の選手給与の遅配等に関しましては、昨日6月12日付で債務の支払いを行い、債務者側で確認を頂いております。
- 昨シーズンの所属選手に関しましては、当社に対する不当な第三者破産の申立てが却下等された後、希望等を確認して参りたいと考えております。
- 現在の一連の騒動に関しましては、ひがし北海道クレインズ株式会社の資金難に端を発しており、単に弊社の不徳の致すところであり、ご迷惑をお掛けしております、昨シーズン所属選手をはじめとした関係者の皆様には、この場を借りまして改めて深くお詫び申し上げます。
- 経営の改善策に関して、これまでも、2019年シーズンの会社設立時より弊社からの呼びかけにて毎年開催させていただいております評議会にて、これまで同様の決算の発表と、チーム諸経費、チームの抱える課題に対して、事前の質問の取りまとめを行わずに、参加されている釧路市、釧路アイスホッケー連盟、釧路市スポーツ振興財団、釧路新聞、北海道新聞、NHKからの出席者の方より、それぞれの思うところをご質問頂き、ご納得頂けるまでのご説明をさせて頂いておりました。今後は、こちらを人数を絞った形で月次での開催として、経営の透明性の強化並びに、出席頂いております皆様より、弊社の経営安定化に向けた、より一層のご支援を頂ける形を目指す他、関係各位との連携強化及び増資も含めた資本強化に努めて参ります。
- なお、当社がアジアリーグアイスホッケーへ参戦できないかのような流言飛言があるやに聞いておりますが、これらには毅然と法的対応をとって参る所存です。また弊社からの説明や資料、アジアリーグアイスホッケーチェアマンからの説明等を切り取り、適切な取材や裏付けのないまま行われている報道も散見されます。このような偏向報道に対しては、ここに最大限の表現で遺憾の意を表させて頂きますとともに、今後は、取材の折には正確性を期すべく、お電話ではなく書面にて質問を頂きまして、それらに対して書面にてご返答させて頂きたく存じます。
第2. 新チームに関して
- 当社とは微塵も関係のない団体ですので、当社として、何らかのコメントをする立場にございません。最も、アジアリーグアイスホッケーのチェアマン、事務局には未だにチームとしての加盟の打診、手続きの確認は疎か相談もないと聞き及んでおり、報道においても関係各位への説明においても、リーグへの加盟の相談も行わないままに、あたかも加盟が確定しているかのような言動に対しては、他チームの代表者の方からもリーグ加盟に至る正式な手続きを取ることすら検討しない姿勢に対して強い非難の声も聞こえてきております。そうした現状を鑑みても、チェアマンより発出されたリリースにある通り、今季の新チームの参戦は不可能であろうと拝察しております。
以上、皆様のご理解・ご協力を賜りたく、取り急ぎのご報告をさせて頂きます。尚、本件に関するお問い合わせは、以下までお願い致します。
ひがし北海道クレインズ株式会社 info@cranes.team